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魚眼レンズ
180度前後以上の画角を備えた特殊な用途で使われるレンズです。
魚眼と いう名称の由来は、魚の視点である水面下から水面上を見上げた場合、水の屈折率の関係で水上の景色が円形に見えることから来ている
画角180度という製品が多く見られるが、魚眼レンズの画角は必ずしも180度に限らない。
180度を超える画角を持つ魚眼レンズとしては、日本光学工業(現ニコン)のフィッシュアイニッコール6mmF5.6、Aiフィッシュアイニッコール6mmF2.8S 等画角220度のレンズがかつて販売されていた。
日本光学工業(現ニコン)のAiフィッシュアイニッコール16mmF3.5は画角170度であったし、安価なカメラや小型のカメラ用のレンズでも180度に満たないものが存在する。
ペンタックスのFフィッシュアイズーム17-28mmF3.5-4.5、DAフィッシュアイ 10-17mmF3.5-4.5ED、トキナーのAT-X107DXフィッシュアイ10-17mmF3.5-4.5等ズーム機構を備える魚眼レンズも存在する。
射影方式の影響は広角になるほど大きく、望遠になるほど小さくなる。このため例えば「中心射影方式でない射影方式を採用した望遠レンズ」には商品価値がなく、市販されているほとんどの魚眼レンズは超広角レンズである。